人生の教訓と芸術論が詰まった世阿弥の能楽論

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こんにちは〜今日は世阿弥の「風姿花伝」のあらすじ・ネタバレを紹介していきます。

ネタバレ要素がありますのでお気をつけください!

風姿花伝ってなに!?紅茶!?

え!?風姿花伝知らないの!?そして多分それは紅茶花伝ね・・・。

世阿弥ってだれ?

ぜあみについて教えてください!!!

任せてください!

世阿弥は「風姿花伝」を書いた作者です。

1363年頃に生まれた大和猿楽四座の結崎座の一員の子供でした。

江戸時代までは猿楽と呼ばれていて、明治時代以降から狂言・能楽と言われるようになりました。

世阿弥が生まれた頃の「能」は田楽よりも低く見られていたため、環境的には恵まれて居ませんでした。

1370年の半ばに観阿弥が今熊野観音寺で行った能楽興行に当時12歳であった世阿弥が出演、
この舞台を観ていた室町幕府3代将軍・足利義満の目に留まり、
世阿弥親子は将軍に認められて世に出はじめます。

1384年、父の観阿弥が他界し、世阿弥は観世太夫となり跡を継ぐことになります。
1394年に義満が死去、跡を継いだ4代義持の時代に世阿弥は、
能の理論書である風姿花伝を執筆。
室町時代に世阿弥が登場したことによって猿楽は、
大衆芸能から日本を代表する古典芸能・能楽へと変貌し不変の評価を得るようになったのです。

まって、全然意味わかんない。

アーティストの親からアーティストが生まれたと思えばいいよ!

俳優の父と俳優の息子って感じか・・・。

風姿花伝って?

風姿花伝ってなにさ〜

風姿花伝とは、室町時代から現代まで歌舞伎よりも遥かに長い約650年もの歴史を持つ伝統文化で、
全7編で構成されています。
父の観阿弥の教えを基本に、能の心得や歴史、修行方法、
演技演出論などを世阿弥の解釈で表した理論書であり、
日本最古の能論、演劇論でもある。
翻訳も海外でされて居て研究がされている作品です。

あらすじ・ネタバレ

そんな凄い風姿花伝の中身って何が書いてあるの!?!?!?

風姿花伝では七段階に分けて人生論をかいているんだ!

1.幼少期

「能では、7歳ごろから稽古を始める。この年頃の稽古は、自然にやることの中に風情があるので、稽古でも自然に出てくるものを尊重して、子どもの心の赴むくままにさせたほうが良い。良い、悪いとか、厳しく怒ったりすると、やる気をなくしてしまう。」

親は子供に方向性だけを導き、厳しく叱ったり、逆に褒めすぎたりしないようにと書いてあります。

親を超える子供になり為には・・・が書かれています。

2.少年前期

12歳〜13頃は姿、声、ただそこに居るだけで美しいと書いています。

しかしこの年代はその時だけの「美しい」であり、本当の美しさでは無いので、どんなにその時が良くてもそこで生涯のことが決まるわけではない。と警告されている章です。

3.少年後期

「まず声変わりぬれば、第一の花失せたり」

能では少年前期の声や姿が美しいと書かれていますが、声変わりという身体の変化が訪れ美しさがなくなるこの頃は人生で最初の難関です。

4.青年期

この頃になると声も身体も完全に変わり、若々しく、一人前に見えます。

新人という珍しさから名人などにも勝つことさえあるほど持てはやされる時期になります。

そんなとき、本当に名人に勝ったと勘違いして達人になったと勘違いしてしまう。

この章では世阿弥は自分の実力と勘違いしてしまうことを「あさましきことなり」とバッサリと切り捨てて書いてあります。

5.壮年前期

この頃は世阿弥が「風姿花伝」を書いた時期と重なります。

そして世阿弥はこの年頃で良い評判をもらえないといけないと書いています。

上手になるのは34〜35歳までで、40歳を過ぎてしまえば後は下がる一方・・・。

自分の生き方、行く末を見極める時期だと書いてある章です。

6.壮年期後期

「よそ目の花も失するなり」

どんなに頂点を極めた者でも衰えが見え始め、お客さんには「花」があるように見えなくなってくる年頃。この時期はあまり難しい事をせずに自分の得意とすることをするべきと書いてあるます。

7.老年期

最後の7番目の章では、何かを失う、衰えの段階を書いています。

少年だった頃の美しさが消え、青年の若さが消え、壮年の体力が衰えてゆく。

失うと見せかけて、これは何かを得る試練の時、つまり初心の時なのだそうです。

「初心忘れるべからず」とは、後継者に対して、一生を通じて前向きにチャレンジしろ!という世阿弥の願いが書かれています。

今でも通用する事ばかり・・・。

いつもひたむきに頑張れってことさ!!!

詳細情報は特設サイトまで

詳しい情報は特設サイトにて公開していますので遊びに来てくださいね。

聴いてみたい方はこちらから

日本語訳

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英語版

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まとめ

いかがでしたか?

言葉を理解するのが少し難しい所もありますので、私は本より朗読版をおすすめしています。

何でかって?

文章を目で見るとつっかえてしまうけど、耳から聞く朗読は話を聞いてる感覚になるので前後の言葉で伝えたいことが何となくくみ取れるからです。

文章だと読めない箇所があると思考もそこに集中してしまうので・・・。

難しいけど、理解する苦労も含めて楽しかった!

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honami

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ウェブ担当の丸山です。 ブログの投稿やLP作成、CDジャケットなどやっております。 食べることが好きで、最近はタピオカという俗物に太らされました。 絵を描くことや、物を作ることが好きです。 分からないこと、聞きたいこと、おすすめのオーディオブックが知りたいなど、なんでもお気軽にお問い合わせください★

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