方丈記って知ってる?
方丈記?昔国語の授業でやったな〜でも内容は忘れた・・・。
今回は方丈記のあらすじを紹介していくね!
鴨長明
方丈記を書いた「鴨長明」についてまず説明するね
変な名前・・・。
鴨長明とは、1155年〜1216年(平安時代末期から鎌倉時代)に生きた歌人、随筆家です。
京都に今もある賀茂御祖神社(通称は、下鴨神社)の禰宜をしていた鴨長継の次男として生まれましたが、鴨長明が20歳の時に父親が亡くなってしまいます。
その後、父の地位を継ごうとしますが継げず・・・。
ここから和歌と琵琶の道に精進していきます。
40歳を過ぎたころには後鳥羽上皇の任命で和歌所の寄人になるなど、歌人としての才能を発揮し、出世していきました。
しかし、神職への道も諦めていませんでした。
49歳の頃に欠員がでたので、就任したいと願いましたが、その願いは叶わず神職には就くことが出来ませんでした。
そのご、鴨長明は出家への道を選びました。
住居を転々としながら、隠遁生活を送りました。
60歳の頃に「方丈記」を執筆し始めました。
その2年後の62歳で鴨長明はこの世を去って行きました。
「方丈記」は人生最後に書かれた作品なんだ・・・。
方丈記とは?
鴨長明がどんな人なのかは分かった!だけど内容が思い出せない〜
方丈記とは、仏教的無常観を主題に、鴨長明が体験した壮絶な人生や、
五つの厄災など、自分の人生を振り返り描かれている作品です。
古典日本三大随筆の一つであり、日本中世文学の代表的作品でもあり、
ひらがなの和文と漢字の漢文が混ざって書かれた文章和漢混交文の代表的な作品とも言えます。
方丈記冒頭部分
行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
え!?まって懐かしい!!!授業で読まされた!テスト出るから覚えとけよって言われた!!!
これは方丈記の冒頭部分だよ。
冒頭の部分の意味を簡単に語訳すると、
河のながれは途絶えることがない、しかも、そこに流れる水は元の水でもない。
よどみに浮かんでいる水の泡は消えたり、出来たりして、ずっとそこにとどまっているわけではない。
世の中に生きる人も、住む場所もこの水の流れと同じ。
という意味になります。
世の中は絶えず変化している!と言いたいのか!!!
じゃ、なんで鴨長明はそう思ったか知ってる?
知らん。
5つの天変地異
- 安元の大火
- 治承の辻風
- 治承の遷都
- 養和の飢饉
- 元暦の地震
この五つの災害を経験したからこそ分かる、
人間の無力さを描いたのかもしれませんね。
詳細情報は特設サイトまで
ねえ!五つの災害って!?鴨長明の生い立ちも詳しく知りたいよ!!!
落ち着いて。特設サイトに詳しく載せているのでそこを見てみてね。
今回長文になってしまうため、載せられなかった五つの災害についてや、鴨長明の生い立ち、など詳しい情報を特設サイトにて公開していますので是非遊びに来てくださいね。
読み物として是非!
方丈記を聴いてみたい方はこちらから

MIMIKATSU
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ブログでは長過ぎになってしまうので所々省略してしまいました。
なので是非特設サイトへ遊びに来て欲しいです!
時間つぶしの読み物として是非ご活用ください。
それにしても、方丈記久しぶりに聴きました。笑
学校で嫌になるほど読まされた記憶だけ残っていました。
ただ、学校で昔習ったので聴いてみると所々覚えているのでそこまで難しく感じませんでした。
聴いてみたら分かるのですが、結構現代に通じるな〜と思いました。
特に、災害の事・・・。

honami

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