私は今人情ものに飢えている・・・。
何突然・・・。
見返りのない優しさに飢えている!
一体何があったんだろう・・・。だったら「赤ひげ診療譚」なんていいんじゃないかな?
あ〜それ知ってる。映画とかドラマになってるやつだね?見たこと無いけど。
なら絶対に読んだほうがいい!青空文庫でもあるし無料で楽しむこともできるぞ!
本は疲れちゃうし、スキマ時間に聞いてるから私は朗読がいい〜
お好きにどうぞ!今日は山本周五郎代表作「赤ひげ診療譚」のあらすじ教えましょう!
赤ひげ診療譚のおおまかなあらすじ
長崎留学から戻って幕府の御番医になるつもりが、
許嫁であった天野ちぐさの裏切りによって
小石川養生所の医院の見習いとして勤務させられることになった保本登。
医院長の「赤ひげ」こと新出去定のすべてが気に入らず反発してしまう。
しかし赤ひげと共に様々な患者にふれあいながら
貧しい患者にを思いやる不器用な優しさに触れ次第に尊敬の念を抱いていく・・・。
わ〜!最初は乗り気じゃなかったけどだんだん心開いて変化して最終的に恩師ににた思考になるタイプの主人公だ〜!この展開自分好みだ〜!
分析力がすごい・・・。
赤ひげ診療譚を描いた作者山本周五郎
全ての賞をを辞退した鬼才。
山本周五郎は明治生まれの作家です。
時代小説や庶民を主人公とした小説が多く、直木賞など数々の賞受賞するのですが、
どの賞も辞退して受け取らなかった異例の作家です。
現在でも山本周五郎の作品は映画やドラマ、舞台など様々なところでまだまだ根強い人気があります。
代表作はさぶ、赤ひげ診療譚、樅の木は残ったなどがあります。
樅ノ木は残ったの作者じゃん!それじゃ面白いはずだわ!
代表作なので面白さは保証します!!!
赤ひげ診療譚主な登場人物
新出去定(にいで きょじょう)
赤ひげ診療譚の主人公、通称「赤ひげ」と呼ばれる医師で、小石川養生所の責任者。
口数少なく、行儀は良くないが貧しく、不運な人々を助けるため医師として最善を尽くす。
保本登(やすもとのぼる)
赤ひげ診療譚もうひとりの主人公。
長崎で医学を学び、江戸へと戻ってくるが、長崎での留学中に許嫁の天野ちぐさに裏切られてしまい、
娘の不貞を恥じた天野源伯により小石川養生所に飛ばされてしまう。
就任当初、養成所で働くことに反発していたが、主人公の赤ひげと共に様々な患者と接するうちに医師としての道を見出していく。
森半太夫
小石川養生所で見習い医師をしている。
生真面目で、赤ひげを尊敬している。
お雪
小石川養生所の賄所で働く女。森を慕っている。
保本良庵・八重
登の実の父と母。
天野ちぐさ
登を裏切った元許嫁。
天野まさを
ちぐさの妹。
おゆみ
殺人癖のある狂女。小石川養生所にて隔離されている。
お杉
おゆみの世話をする女中。
「狂女のはなし」あらすじ
長崎に留学し、医学を学び終えた保本登は江戸へ帰ることに。
幕府の御番医になるつもりで戻ってきた登だったが、許嫁の天野ちぐさの不貞な裏切りによりそれを恥じた父である天野源泊の手回しによって小石川養成所に行くこととなる。幕府の御番医になれなかったこと、許嫁に裏切られたこと、さらには長崎で学んだ最新の医学知識を小石川養成所の医長である新出方定に全て無条件で差し出さなくてはならないことなど全てに不満を持っていた。抵抗するかのように養成所の規則や、規則を決めた新出に逆らい続ける。同じく養成所で働くお杉に愚痴をこぼし彼女と仲良くなっていく。
お杉は養成所の一角に監禁された狂女である「おゆみ」を世話する女中だった。
おゆみに対し、医師として興味を持った登だったが、新出以外が診察するのは困難な状況だった。
そんなある日のこと、お杉は登るに「新出先生の見立ては間違っている」とおゆみの身の上について語りだすのであった・・・。
狂女ってなに!?なんか怖い!
「駈込み訴え」あらすじ
養成所に入所していた六助という老人が死に、身寄りを探すために登が定宿に行くと、そこには六助の孫だという子供たちが押しかけてきた。
母親が奉行所に捕まってしまったため、六助に子供を預かって欲しいと言うことだった。
登るは新出と奉行所に行き、診療と称して六助の娘であるおくにと話をすることに。
牢に入れられた理由を聞くと、彼女が牢に入れられたのは「罪人とは言え、情けを交わした夫を恩賞金欲しさに訴えた」罪だと言う。しかし彼女が夫を訴えたのには、恩賞金以外にも理由があった・・・。
あらすじの続きは特設サイトにて公開中!
残りの6つのあらすじは特設サイトにて公開中です!ちょっとネタバレ気味なので気をつけてね!
赤ひげ先生素敵。

honami

最新記事 by honami (全て見る)
- 夏樹静子「Wの悲劇」あらすじ - 1月 14, 2021
- お知らせとお詫び - 12月 9, 2020
- 8月30日〜9月5日 週間ランキング★ - 9月 28, 2020
コメント