森鴎外「山椒大夫」あらすじ

名作

今日はサー、恋愛系じゃなくてさ、家族のお話紹介してほしいな〜

ちょうど昨日聴き終わったおすすめ作品があるので教えましょう!!

山椒大夫あらすじ

さんしょう・・・だゆう?

説話「さんせう太夫」をもとにした森鴎外による小説です!

12年前に行方知れずとなった父親を探しに、安寿と厨子王は母親に連れられて長い旅に出ました。
しかし道中で悪質な人買いに騙されて母と姉弟は離ればなれになり、
山椒大夫という富豪の奴隷として売り払われてしまいました。

厨子王は父から受け継いだ護り刀を、安寿は母から受け継いだ本尊の地蔵を、
それぞれ親から渡された宝を握りしめ、過酷な肉体労働を耐えました。
劣悪な環境の中、安寿は幼い弟だけでも無事に逃げ延びられるようにと、
自らの命をかけて弟を京の都に逃がします。

再び母と姉に再会すると心に決めて厨子王は旅を始めます・・・。

え?どうなるの?ちゃんと会えるの?パッピーエンドなの!?

聞いてからのお楽しみなのです。

作者「森鴎外」とは??

1862年に現在の福島県で森鴎外(本名は森太郎)は生まれました。

森鴎外の家族は代々藩に仕えるお医者さんをしていました。
しかし、祖父、父と婿養子だったため、森鴎外という直系の跡継ぎが出来て家族は期待をよせました。

そして幼い頃から論語や、オランダ語などをはじめとする英才教育を受け、9歳の時には15歳の学力を持っていたと言われています。

1872年には廃藩置県をきっかけに父と共に上京しました。
※廃藩置県とは明治の初め、藩をやめて県を置いたことをいいます。

ドイツ人の教官がドイツ語で授業を行う官立医学校へ入学するため、森鴎外は塾に通いました。
父はなんとしてでも医者にしたかったのだろうという気持ちが伝わります。

そして12歳の時、2歳ほど年を偽って東京大学医学部の予科に入学しました。
入学後、本科に進むと医学の勉強をする傍ら、文学を読んだり、漢文、和歌なども学んでいきました。
この頃から文人としての片鱗を見せ始めていたのでした。

大学を無事卒業後、数年して本人の希望していたドイツへの留学が叶いました。
ドイツ留学から帰国して執筆活動を始めました。
ドイツ人女性と日本人との国際恋愛を描いた「舞姫」は読者を驚かせる作品となりました。
そして代表作の一つともなりました。

もちろんですが、医者も続けていました。
陸軍の軍医部長として日露戦争に行ったりしています。

40代で陸軍のトップににまでなり、8年間トップを務めました。
陸軍医師と小説家を両立し、そのどちらでも活躍する凄い人だったんです。

独特な子供の名前

森鴎外と言えば作品や経歴だけではなく、子供の名前も有名ではないでしょうか?
今で言うキラキラネームに値しそうです。

長男:於菟(おと)
長女:茉莉(まり)
次女:杏奴(あんぬ)
次男:不律(ふりつ)
三男:類(るい)

独特な読み方ですよね。
しかし、これにはきちんと意味があるのです。

小さい頃からオランダ語やドイツ語を学ぶ森鴎外でしたのでグローバルな視線を持っていました。
そこで、子供達が海外でも通用するようにと、「音」にこだわって名付けたそうです。

もっと詳しく知りたい方は特設サイトまで★

特設サイトにて「山椒大夫」についてや、森鴎外の意外な性格なども公開しています★

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honami

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ウェブ担当の丸山です。 ブログの投稿やLP作成、CDジャケットなどやっております。 食べることが好きで、最近はタピオカという俗物に太らされました。 絵を描くことや、物を作ることが好きです。 分からないこと、聞きたいこと、おすすめのオーディオブックが知りたいなど、なんでもお気軽にお問い合わせください★

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